老後の引越し準備 いるものいらないもの




老後の引越し準備 いるものいらないもの

高齢者の家庭は、若年層の世帯と比較すると、一般に不用品が多いと言われます。それは、何よりも長い人生の蓄積があること、そして物を大切にすることを美徳とする良き時代に育ったことなどの結果なのでしょう。しかし、不用品が多いと荷物の個数が増えて、引越し料金が無駄に高くなるという経済的なデメリットは無視できません。また、引越しのときが、暮らしの中の無駄を一度に減らすことのできる絶好のチャンスです。いる物といらない物の吟味を入念に行いましょう。

★実用品の不用品

家電製品や調理器具・工具類なども含む各種の道具類は、必要あって購入したものがほとんどでしょうが、中には生活習慣や趣味嗜好の変化、時代・流行の移り変わりなどで使うチャンスがすでになくなったものもあるはずです。例えば、この1年間に一度も使ったことのないものは、不用品である可能性が大です。

★新居で不要になるもの

現在使用している家具や家電製品の中には、引越し先の住まいの構造・設備などによっては使用する必要のないものがあるはずです。例えば、クロゼットが充実していれば、タンスやチェストは必要ありません。ダイニングキッチンにガラス扉のカップボードが設置されていれば、食器棚も不要です。ディスポーザ排水処理システムが完備している集合住宅では、もう大きな生ゴミ容器は要りません。

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(C) 2017 引越し準備|何から始める?引越し費用の相場は?